概要
Preferred Networksは2026年10月13日、CEATEC 2026でメディア向けブースツアーを開催し、AIモデル、搬送ロボット、採用支援サービスを紹介した。展示では、自律搬送ロボット「カチャカEvo」の実機デモや、国産モデル「PLaMo」シリーズの用途が説明された。
詳しいファクト
PLaMoシリーズとエッジ利用の構想
Preferred Networksは、既存モデルの調整ではなくゼロから開発した基盤モデル「PLaMo」を紹介した。視覚と言語を扱う「PLaMo VL」はPLaMo 2.1-8Bを基にした2B・8Bのモデルで、監視カメラやロボットなどへの搭載、オンプレミスやエッジでの利用を想定している。展示パネルは、画像への質問応答などのベンチマークでQwen3-VL-8Bを上回ったとしている。
出典を確認 ↗自律搬送ロボットの実機デモ
「カチャカEvo」は最大可搬重量100kgの日本製AMRとして展示され、ロールボックスパレットの下に入り、持ち上げて運ぶデモを行った。SLAM方式で周囲を読み取って位置を把握するため、磁気テープの設置工事が不要と説明された。通行できる通路幅は最小500mmで、設定にはPCやスマートフォンのWeb UIを使う。
出典を確認 ↗合成データと採用支援サービス
PFNは、生成モデルや3DCGによる画像を認識モデルの訓練に使う取り組みも展示した。アイシンの事例では、実際の走行映像からカメラ高さの異なる画像を生成し、T2の事例では高速道路の歩行者など撮影機会の少ない場面をカメラ映像とLiDARに整合させて合成した。採用支援サービス「タレスカAI面接」では、AIアバターによる面接後に評価理由や人間の面接官向けの確認事項を提示し、質問や評価指標を企業ごとに設定できると説明された。
出典を確認 ↗独自観点のコメント
分析:PFNの展示は、基盤モデルの開発からロボット、業務サービスまでを一社で扱う構成を示した。PLaMo VLのエッジ利用構想と、現場で台車を運ぶカチャカEvoを並べたことで、モデル提供だけでなく、物理環境での認識・動作や個別業務への適用も事業領域に含む点が見える。
一方、各展示の成熟度は同一ではない。カチャカEvoは実機デモが行われた一方、PLaMo VLのベンチマーク結果は展示パネルの説明であり、タレスカAI面接もサービスの機能紹介として示された。導入実績や商用展開の規模は本文から確認できず、展示内容と実運用の成果は分けて捉える必要がある。
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出典
- 媒体記事 ロボスタ — 元記事を読む ↗