Summary

MeckaはSequoia Capitalが主導する6,000万ドルのシリーズBを調達した。資金はデータ基盤、社内研究所、商用ロボットの導入拡大に充てるとしている。

Detailed facts

シリーズB調達と資金使途

Meckaは2026年10月、Sequoia Capital主導の6,000万ドルのシリーズBを発表した。参加投資家にはNVIDIA、M12(Microsoftのベンチャーファンド)、Qualcomm Ventures、Samsungが含まれ、Kindred、Framework Ventures、Neoも継続して出資した。今回の調達を含む公表済み資金調達額は約1億2,000万ドル。会社は調達資金をデータ基盤、社内研究所、商用ロボットの導入拡大に使うとしている。

Check the source ↗

データ収集から導入運用までの事業

Meckaは、ロボットのハードウェア、基盤モデル、商用ユーザーをつなぐフィジカルAI向けのデータ、評価、導入支援を提供する。事業には人の活動データの収集・注釈付け・動作理解、モデル評価、企業向け導入支援が含まれ、現地でのデータ収集、モデルの追加学習後の作業、継続運用にも対応する。Egoverseの公開エクスプローラーには、約45万エピソード、4,200時間超の活動、2万8,000超のタスクが掲載されている。

Check the source ↗

ロボット操作評価ベンチマーク

Meckaは9月、両腕ロボットシステムを使って実験室の9種類のタスクを評価するベンチマークWetLabsを公開した。GPT-6 Astra、Claude Fable 5.1、Claude Opus 5.5を対象に計540回の試行を行い、人の評価者が110回を成功と確認した。試験はデモンストレーションやファインチューニングを使わずに行われた一方、評価対象は実験器具の操作であり、液体の取り扱い、無菌性、実験計画は含まれていない。

Check the source ↗

公表された売上ランレート

Meckaは6月に、年間売上ランレートが1億ドルを超えたと発表した。この数値は会社発表の年率換算値であり、通期の確定売上高ではない。

Check the source ↗

独自観点のコメント

データから現場導入までを束ねる基盤戦略

今回の調達で示されたのは、ロボット本体や基盤モデルの開発に限定せず、データ収集、モデル評価、顧客現場での統合・運用を一つの事業にまとめる方針だ。Mecka自身もハードウェアとモデル、商用利用者の間を担うロボティクス・インテグレーターと位置づけている。

競争上の特徴は、Egoverseの人の活動データとWetLabsの操作評価に加え、現場での導入支援まで扱う点にある。これはモデル提供企業やロボットメーカーとは異なる競争軸であり、今回の資金使途も、データ基盤・研究・商用導入の各機能を並行して強化する構成になっている。

Related companies and products

Sources