Summary

レオナルドは2026年10月29日、英国海軍と開発中の無人ヘリコプター「プロテウス」の自律ミッション機能を拡張するため、シールドAIのソフトウェア開発キット「Hivemind」を採用すると発表した。レオナルドの技術者は、対潜水艦戦や監視、偵察などの自律行動を開発・統合する。

Detailed facts

Hivemindで自律ミッション機能を開発

レオナルドは2026年10月29日、プロテウスのミッション自律機能を拡張するため、シールドAIのHivemindソフトウェア開発キットを選定した。契約により、レオナルドの技術者は対潜水艦戦、監視、偵察、競争環境下での兵站に向けた自律行動を開発し、機体に統合できる。

Check the source ↗

プロテウスの開発状況と機体仕様

プロテウスはレオナルドが英国海軍と開発している実寸大の無人ヘリコプターで、2026年1月にコーンウォールのプレダナック飛行場で初飛行した。英国海軍の6,000万ポンドの技術実証計画の下で実施され、機体は既存のレオナルド製自律ソフトウェアを使って短い試験飛行を行い、地上の試験操縦士が安全を監視した。

Check the source ↗

機体と自律ソフトウェアの役割分担

プロテウスは1トンを超えるモジュール式ペイロードを搭載できるよう設計され、海上監視や対潜水艦任務向けの装備が想定されている。今回加わるのは機体ごとのセンサーや任務に応じて変更できるミッション開発層であり、機体の製造と既存の制御アーキテクチャへの統合は引き続きレオナルドが担う。プロテウスは技術実証機で、英国海軍は有人機と無人機の連携運用を検討するために利用している。

Check the source ↗

独自観点のコメント

### 機体開発と自律機能を分ける協業

今回の協業では、レオナルドが機体と既存の制御系を担い、シールドAIの開発キットを使って任務に応じた自律行動を追加する役割分担が明確だ。機体全体を置き換えるのではなく、ミッション機能を開発する層を追加する構成である。

シールドAIは自社機以外の自律プラットフォームにもソフトウェアを広げており、プロテウスはその第三者機体への適用例となる。一方、プロテウスは技術実証機であり、今回の発表が示すのは追加機能の開発支援であって、運用配備の完了ではない。

Related companies and products

Sources