Summary

Maximo Roboticsは、米国の太陽光発電所建設でロボットによる現場作業が累計30万件を超えたと発表した。作業員とロボットが協働し、大型太陽光パネルを架台に設置する作業などを行っている。

Detailed facts

米国の複数州で作業実績を拡大

Maximo Roboticsは2026年10月29日、成果に応じて料金が発生するロボティクス・アズ・ア・サービス契約のもと、ロボットが現場作業を累計30万件超完了したと発表した。対象プロジェクトは、カリフォルニア、イリノイ、カンザス、ルイジアナ、ニューヨーク、テキサス、ワシントンの各州にまたがり、6社のEPC(設計・調達・建設)事業者と複数のプロジェクトオーナーが関わる。作業には、大型太陽光パネルを架台に自律的に載せる工程が含まれ、作業員はロボットと協働する。

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成果連動型サービスとロボット構成

顧客は完了した作業件数に応じて支払うため、サービス収入は設置作業の処理量に結び付く。Maximoの発表値では、Max 4.0を使う作業員の1人・1シフト時間当たりの設置速度は、手作業の2.5倍に達した。Max 4.0は、認識・計画を担うCortex、現場作業向けのロボットと工具を含むForm、稼働状況や車両群の分析を担うIQで構成される。Primoris Services Corporationの再生可能エネルギー事業部門は、現場への導入と作業手順の改善に協力している。

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過去の導入実績と今後の契約候補

Maximoは2026年3月、AESのカリフォルニア州ベルフィールド複合施設で、バージョン3.0のロボット4台と組合所属の技術者が協働し、太陽光発電容量100MW分に相当する設置作業を完了したと発表した。同社発表では、この現場の技術的な作業速度は毎分1枚超、作業員1人当たりの生産性は1シフト時間当たり最大24枚だった。Maximoは2027年分として、追加約300万件、太陽光発電容量約1.5GW相当の作業需要を含む、契約に至る前段階の案件パイプラインを示している。

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独自観点のコメント

### 作業量に連動する収益モデルが導入拡大の軸

Maximoの特徴は、ロボットを販売するだけでなく、完了作業に対して料金を得るサービス形態にある。導入側は作業量に応じて支払い、Maximo側の収益も現場の処理量と連動する。作業件数が複数州・複数のEPC事業者に広がっていることは、AES関連の初期導入から第三者顧客への展開が進んでいることを示す。

競争上は、現場作業に特化したロボット、作業計画・運用分析のソフトウェア、導入後の改善を一体で提供する点が、単体機器の提供と異なる。一方、同社が示す作業速度や案件パイプラインは企業発表に基づく数値であり、実際の収益性や他社現場での再現性を判断するには、顧客別の稼働実績や契約の具体化が必要となる。

Sources